退去後清掃:床の汚れを判別する(2)

Pocket
[`evernote` not found]
LINEで送る
[`yahoo` not found]
このエントリーを Google ブックマーク に追加

世間的には、マンション・オーナー業は、楽に儲かる職業の代名詞かと思いますが、知識不足から、また投資期間が10年超単位で、大きな金額にもなることから、色々なタイプのリスクにさらされ、ひとつでも間違うと儲けを失う、どちらかというと、リスクの高い職業です。そういったことから、幅広い知識の収集は欠かせませんので、日々溜めた知識を忘れないようにする為に書き留めるが、このブログです。
——

退去後清掃:床(フローリング)の汚れを判別する(2)

前回、床の汚れを判別する必要性について記しました。

今回は、もう少し、詳しく見ていきましょう。

この床は、ノダ(ノダ合板) Nクラレス シリーズで数年ほど前に作られた製品です。

1週間に一度は、ハンディーワイパーというようなタイプのモップで、埃をとる拭き掃除をしています。
しかし、ワックスは、かけていません。

そのような保守管理(メンテナンス)の結果、こうなりました。

なぜ、拭き掃除だけしかしていないのかというと、この床は、ワックス・フリー、ワックス不要だから、です。
(と、建設会社の人が言っていた程度の、中途半場な知識で、数年、ほったらかしてしまいました。)

さて、この写真には、特徴的な2つの汚れが写っています。

(1)全体的に薄汚れている汚れ。

(2)ボールペンで書いたようなスポット的な汚れ。

これらは、床の劣化を感じさせる最大の原因です。
放っておくと、すごく年数の経った床に見えてしまいます。

しかし、清掃業者としては、軽く拭いただけですませようとします。

しかし、実は、この汚れは、プリントの上に乗っかっているものですから、ちゃんとした対処をすれば取りきれます。
(前回、説明したように、フローリングは、合板の上に、プリントが貼られたものだからです。)

大家側としては、完全に取りきり、床を甦らせたいものです。業者任せにせず、この点を理解しておくことは重要です。

なお、

建材の進歩は、数年で一昔になるほど、進歩の早い側面があります。

このようなことを前提に考えなければなりませんから、

A社とB社では全然違うということだけでなく、
A社の数年前の製品と、今年の製品では、全然違うということが起こります。

したがって、世の中には、多種多様なレベルの建材が存在し、
それがメンテナンスのしにくさになっていきます。

建材の業界からすれば、
「そういうことなら、古くなったら、すぐに取り替えてください」ということになるのでしょうが、
それでは、賃貸業は成り立ちません。

とくに、床は、47年で減価償却している人が多いのではないでしょうか?
(国税当局は、国交省のガイドラインを拡大して適応し、早めの償却を認めることはないでしょう。)

こういった悪循環に陥らない為にも、マンション・オーナーのみなさん、
清掃についても、しっかりした研究と知識を得る必要がありそうです。

Pocket
[`evernote` not found]
LINEで送る
[`yahoo` not found]
このエントリーを Google ブックマーク に追加

少しでも 参考になるようでしたら いいね! よろしくお願いいたします 

関連記事

ページ上部へ戻る